副会長挨拶

寺田総一郎

 江戸川病院健診センター)

 

第50回総会・学術集会に際して

          第50回日本臨床分子形態学会総会・学術集会
副会長 寺田総一郎
(江戸川病院健診センター・内視鏡センター センター長)
 この度、第50回日本臨床分子形態学会総会・学術集会の副会長を務めさせていただきます寺田総一郎と申します。第50回という輝かしい歴史のある今学会の準備を、中村会長、横森事務局長、東プログラム委員長とともに懸命に進めております。
 振り返れば、以前の本学会では会場にあふれんばかりの非常に多くの参加者が見られましたが、昨今は会員数や参加者も減少傾向にあり、以前のような光景は見られないようになりました。しかしながら、質の高い演題発表やdiscussionが行われ、形態学を専門の一つとする私にとっても今後はそう悲観するものではないと思っています。今後、知力・体力の充実した若い先生方の発奮、努力は当然必要ですが、このような基礎医学・臨床医学をまたぐ横断的な学会の出席や発表を通じて、ご自分のmotivationを高め、ヒントを得、さらなる研究・飛躍に結び付けることも重要です。また、我が国がこの競争世界の中で科学立国を目指すならば、英文機関誌を持つ本学会こそ、国を挙げての支援も必要なことは言うまでもありません。
 今回は、特別講演、シンポジウム、ワークショップを揃えましたが、ランチョンセミナーも3題あり、一部時間の重複はありますが、胃、腸、肝臓と消化器三大臓器を網羅したプログラムとなっております。
 最近、東京文化会館で日本人による『クレオパトラ』のバレーを鑑賞しました。私のようなバレー門外漢でも、主役の女性の卓越した技術・表現力の凄さに度肝を抜かれ、日本のバレーもここまできたのかと驚嘆し、深い尊敬の気持ちをもちました。分野は違えども本学会も他の先生が聞き、目を丸くするような発表がもっとあればいいなあと考えています。
 末筆となりましたが、先生方の益々のご発展を心よりお祈り申しあげますと同時に、多くの皆様と東京でお会いできることを楽しみにしております。